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偽ブランド急増
海外旅行客らが空港に偽ブランド品などの輸入禁制品を持ち込み、横浜税関が差し止め処分を行うケースが急増している。最近では、外見がそっくりで高価格の偽ブランド商品が巧妙な手口で出回っており、昨年は過去最高の200件に達した。海外への旅行者が増える夏休み中は差し止め件数も増加するため、横浜税関で注意を呼びかけている。
偽ブランド品の輸出入は、商品の著作権や商標権など知的財産の侵害として法律で罰せられ、悪質な行為者は7年以下の懲役または700万円以下の罰金が科せられる。財務省の統計によると、平成18年は全国で1万9591件、約98万点の知的財産侵害物品が差し止められた。国別では、中国からの輸入が9440件と最も多く、次いで韓国が8720件、フィリピンが445件。横浜税関が差し止めた200件約5万点も、中国と韓国からの輸入が大半を占めた。バッグや財布など差し止めた偽ブランド品は、税関が購入者に任意放棄を求め、再利用できないように細かく裁断するなどして処分しているという。
横浜税関によると、数年前までは低価格の商品を偽ブランド品と知りつつ、お土産として遊び半分で購入する旅行者が多かった。しかし最近では、外見も価格も本物のブランド品と変わらない商品が出回るようになり、本物だと信じて被害にあうケースが多発しているという。
取り締まりを強化している横浜税関は「偽物を購入することは、自分自身も犯罪に加担している可能性があることを認識してほしい。買い物は信用できる店で楽しんで」と呼びかけている。
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